n展チャレンジ その1
兄の件は進展があるような、無いような…。
集中治療室を出ることはできたけれど、全身が動かない状態です。
眼を開けることはできますが、顔は無表情のまま。
耳は聞こえているらしいですが、言葉を理解しているかどうかは疑わしい。
自分で起き上がることも、寝返りをすることもできない。
食事はチューブから、喉には呼吸を確保するための穴が開けられています。
脳梗塞の後のほぼ植物人間の状態で…このまま大学病院から専門の介護施設に移ることになるようです。
私の方は病院へ行く他に、兄の勤務先へ行ったり、生命保険の人に来て貰ったり、ソシアルワーカーさんに話を聞いて貰ったり…。
これから役所に行って要介護認定の申請をします。あと、兄の携帯の解約。それから…。
そうやって、やらなくてはいけないことは多々あるのですが…こういうことで、自分の人生が歪められてしまうのは嫌なので、秋のn展への挑戦は頑張ることにしました。
すでに製作用のパネルと材料の銅板は用意していましたし…。
とりあえず、銅板の裏引きから…。
七宝でn展に入選なさっている先生方は、大きめの銅板で製作して、数枚から30枚くらいを貼り合わせて大きな作品になさっているようですので…。
私は小さめの銅板をたくさん焼いて、それを組み合わせることにしました。
とりあえず150枚以上…焼くことになると思います。
さあ、頑張ろう。